自転車通勤を始めてすぐの頃、帰宅途中に熱中症で倒れかけました。
幸いにも、日陰でのみものを飲んで少し休んだら回復しましたが、自転車であのまま意識を失っていたら…と思うと、とても恐ろしいです。
パートタイマーで、真昼の一番暑い時間帯に帰宅することもある状況。日差しはヒリヒリと痛く、アスファルトからの照り返しと熱風はなんとも言えない暑さで…。
たった20分の通勤でも熱中症対策は大切だと学んだので、今年も3つの対策を意識して行いたいと思います。
目印を決めて水分補給する(感覚ではなく距離等で決める)
自転車通勤だと、いつ水分補給をすればいいかタイミングがつかめないですよね。
「まだのど乾いてないし…」とか「あと少しで家に着くし…」と理由をつけて、結局まったく水分補給せずに家に帰ってしまいます。
そこで、「目印を決めて、そこで必ず飲み物を飲む」のをオススメします。
例えば私の場合、「信号を渡ったら飲む」と決めています。
①信号の間隔がだいたい自転車で約7~8分である(帰宅中2回水分補給できる)
②そのあたりしか日陰になる場所がない
という理由で決めましたが、以前と比べて帰宅途中や帰宅後の気持ち悪さが軽減しました。
風通しのいい明るめの色の帽子をかぶる
ただ帽子をかぶれば良いというわけではなく、「風通しのいい明るめの色である」ことが重要です。
自転車通勤では「風で飛ばない帽子」をかぶることになりますが、密着度が高いと帽子の中に熱がこもり、ものすごい暑さになるんですよね。さらに、紫外線防止で黒色の帽子を選んだりなんかしたら…日光を吸収して最悪の暑さに!
せっかく熱中症予防に帽子をかぶっても、熱がこもって意識がもうろうとしてきたら意味がないですよね。内側がメッシュの帽子や麦わら帽子など、少しでも風通しの良い帽子を選ぶことが大切です。
そして色も、女性なら紫外線対策に黒を選びたい気持ちはわかりますが、それは日焼け止めに任せて、白やベージュなどの明るい色(日光を吸収しにくい色)を選びましょう。
首を冷やすグッズ(水で冷える冷却タオル)などを使用する
これ、効果ないと思っていたけど、意外と役に立ちました!
水でぬらしてしっかりしぼり、首に巻くだけで少し涼しくなります。水分が多い方がよりひんやり感がありますが、しぼり方が甘いと服がびしょびしょになるので注意が必要です。
さすがに20分も自転車に乗っているとぬるくなるのですが、一回止まって振り回してみるとまた少し冷たくなるし、目的地で汗を拭くのにもちょうど良いです。水があれば冷やしなおしもできるので、会社でぬらして帰れば帰宅時もひんやりです。
効果抜群!ってほどではないですが、20分通勤のうちの最初の10分弱くらいはひんやりしているので、通勤時間が短めな人なら効果的かなと思います。
自転車通勤時の熱中症対策まとめ
- 目印を決めて水分補給
- 風通しのいい明るい色の帽子をかぶる
- 冷却タオルを活用する
軽度の熱中症になるまでは、「たった20分だし、止まると暑いから一気に帰ろう」と考えていました。しかし、35℃を超える暑さだとその20分でも危険なんですよね。
それでも、人通りの多い道なら倒れても誰かが助けてくれるかもしれませんが、人が見当たらない田舎道では期待できません。
熱中症にならないように、自分で出来る最大限の対策をしていきましょう!
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